開催趣旨

1920年代から50年代にかけて、イタリア国内1600kmを走破する公道レース「ミッレミリア」が開催されたことにより、ヨーロッパ各国は国の威信をかけて、より速い車を作るために最先端の技術をスポーツカーに注ぎました。
その恩恵は車だけでなく近代工業生産技術の向上に多面的に貢献することとなり、ヨーロッパの人々にとっての自動車文化は輝かしい近代史の1ページとして現代においても老若男女問わず大切に継承されています。

日本においても高度成長期を経て、ヨーロッパの自動車文化に触れた多くの先人達によって世界でも貴重な数多くのクラシックカーが輸入され、オーナー、メカニック、板金職人によって大切に維持されてきました。

日本人にとって自動車文化の歴史は短いものですが、「古いものを大切にする」という共通の価値観と伝統的な匠の技術が融合され、80年以上前に生産されたクラシックカーを1000kmを超える長距離公道ラリーにおいても一般車と同等に走れる状態にメンテナンスできる環境が作られてきました。

しかし、現代において「ものを修理する」技術を継承することは難しくなっています。
歴史的な建造物と同じようにクラシックカーも歴史的な重要な文化遺産であることは間違いありません。
次の世代を担う子供たちにクラシックカーに触れ、エンジン音を体感してもらうことで、美しいものへの憧れと、維持するための技術への興味を持ってもらい、日本の技術を支えてきた「職人」への尊敬心を育む機会となるよう、自治体、ロータリークラブ、そして多くのクラシックカーを愛する友人たちとともに作り上げていきたいと考えます。

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